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ええ本・・・
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2010.10.26 Tuesday 20:53ええ本・・・「いらっしゃいませ!」『どうもどうも』「ちょうど今、読み終わりましたよ・・ほんまに涙耐えるのに大変でした」『そうやろうと思ったわ。顔が上気してたからな〜・笑』16年ぶりに<レ・ミゼラブル>(新潮社)を読んだ。ワーテルローや革命、修道院やパリの下水道の詳細な記述に再び挫折しそうになったものの、ファンチーヌの無念、ジャベールの変化、ジャンバルジャンの苦悩、テナルディエの狡猾、ガヴローシュの悲哀、コゼットとマリユスの成長に心を奪われ久しぶりに楽しんだ。『しかし、16年ぶりに読んだ感想はどうでした?』「いやね、深く感じるところが変わったのは確かですね。当時高校生やったのが今では子持ちですからね〜。親の目線が加わったのが一番大きいかな。当時はガヴローシュの悲惨な最期が一番印象に残ってましたもんね(笑)それが今回は、もうジャンバルジャンの苦悩が自分の苦悩かのように、涙が出るのを抑えて必死でしたわ!!」『ところで、前は岩波で読んだって言うてたけど、何か違いあった?』「それが全然分からないですね。ええ本読んでると・・笑」『そうやねんな〜。名作って言われるのには理由があるんやで。沢山の・・』自分がクリスチャンであるというのも、この本を名作とする理由の一つになるのかもしれない。物語の底辺に流れるキリスト教精神が単なる賛美でなく、それぞれが抱える疑問や教義の矛盾を、神の沈黙の中に含んだ描写と、しかし溢れる愛情を悲しみの内に宿す表現に、満足させられるのだと思う。久しぶりに気持ちのいい読書をして、満足でした(笑)読み返しても、新たな感動を与えてくれる、そんな本をたくさんお持ちですか?そんな沢山の、本との(本当の)関係を、これからも持ち続けたいものです。
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まつりのあと
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2010.10.23 Saturday 01:18こんばんは。モズブックスです。
天神さんの古本まつり終了後、会員の投稿も減ってしまいまして(予想通りですが…)、このブログを楽しみにされてる方には申し訳ないところです。
週明けには大阪古書研の月一の会議がありますので、今後の活動等についてゾロゾロと動き出すと思います。新しいことが決まりましたら、このブログでお知らせいたします。
空堀商店街にオープンした厚生書店さんの新店舗は、明るくてとても入りやすい雰囲気です。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。| モズブックス | - | - | - | - | - | -
【第13回 天神さんの古本まつり】終了いたしました。
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2010.10.15 Friday 17:22おかげさまで【第13回 天神さんの古本まつり】は、無事に終了させていただきました。ご来場をいただきましたお客様、「萬巻 24号」にてご注文をいただきましたお客様、誠にありがとうございました。
豪雨に見舞われ、ヤケ酒を呷った日もありましたが、会期6日間中、雨は結局その豪雨の1日だけでした。
【天神さんの古本まつり】は、来年もこの時期に開催予定です。よろしくお願いいたします。
大阪古書研究会主催の次回催事は、来年3月に大阪・中之島中央公会堂にて【第2回 水の都の古本展】が開催される予定です。
会期近くには、このブログや大阪古書研究会会員の各サイトで詳細をお知らせする予定です。
お楽しみに!!
朗報二つ!!
大阪古書研究会のお祭り男、厚生書店さんが本日、新店を空堀商店街内にオープンしました。
また、今回の【天神さんの古本まつり】に参加していただいた、駒鳥文庫さんも新店が大阪天満宮近くに17日オープン予定です。
みなさん、ぜひご来店ください。| 杉本梁江堂 | - | - | - | - | - | -
【第13回 天神さんの古本まつり】初日ご来場御礼!!
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2010.10.09 Saturday 08:56【第13回 天神さんの古本まつり】に朝早くから、たくさんのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
初日は気持ちのよい天気となり、大阪古書研究会会員・参加店一同ほっといたしました。
5時の閉店まで、お客様が途切れることなくお見えになり、熱心なお客様方に改めて感謝いたします。
打って変わって本日2日目のこの天気、今から会場に向かいますが、一体どうなることやら・・・。
天神さんのご加護がありますように・・・。| 杉本梁江堂 | - | - | - | - | - | -
天神さん初日
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2010.10.08 Friday 00:43日付変わって天神さんの古本まつり初日となりましたが、梁山泊はまだ商品の値付けの最中です。
今回、柔らかめの本の在庫が少ないため、急遽キリスト教関係をまとめて出品することにしました。
今日の搬入を終えてからの泥縄式方針転換で、現場での売上げは厳しいだろうことは予想していますが、無い袖は振れないというか、有る物で棚を作っていく以外に無いのです。
これも一重に天神さん用の商品をコツコツためてこなかった自分の責任なので誰を責めることもできません。
梁山泊は映画関係を少しとキリスト教関係、そして文庫・新書の100円均一でがんばります。
ご来場をお待ちしております。
追伸:
先日のモズさんの投稿に関して、共感するところが多かったです。| 梁山泊 | - | - | - | - | - | -
天神さんの古本まつりいよいよ明後日!
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2010.10.06 Wednesday 06:47おはようございます!
天神さんの古本まつり、いよいよ明後日に迫りました。
準備ができるのは今日まで、萬巻の受注品も発送しなきゃで大童(オオワラ、字は合っているのか?)。
モズさんも書いているように、萬巻の掲載商品とお客さまのマッチング、確かに難しいです。
特に今回は諸星大二郎先生の起用やフルカラーの採用など気合いが入りすぎたのが一因かな、と思いました。
みんなどことなく大阪弁で言うところの「よそ行き」になっていたのかなぁ、と。
でも少しずつでも向上しようとの努力の現れですから、それはそれで良しとしないと。
あとは自分たちが今回上げた(?)ハードルを越えられるかどうかですね。
と、以上ひとり反省会でした。
皆さまのご感想は天神さんの古本まつりにて直接お教えくださいませ!
天神さんの古本まつり
10月8日(金)から10月13日(水)まで
10時から17時まで(最終日のみ16時まで) -
本日は『萬巻24号』の抽選日でした
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2010.10.05 Tuesday 22:14本日は『萬巻24号』の抽選日でした。各店とも以降の御注文は先着順となります。当店に関しましては、まだまだ良品がたくさん残っておりますので、どしどしFAX送ってください(涙目で)。
今回の目録、現時点での御注文状況を見るかぎり、「売りたい商品」と「売れた商品」のギャップなど、いろいろ考えさせられる点が多かったです(註:「売りたい商品」とは、別に単価の高い商品とかそういう意味ではありません)。モズブックスは時代の波を読めていないのか? それともお客様のニーズを捉えられていないのか? とはいえ、ありがちな売れ線ばかりを扱っていても面白くないし、他人の後追いを良かれとするのはもっとつまらないので、何とか店の独自性を出していきたい。古書・古地図・刷物など紙文化の面白さをお客様にご提案しつつ、じんわりと共有できるような、そんな仕事をしていきたい。『萬巻24号』の抽選日にそんなことを思いました。 -
いよいよ今週8日から!【第13回 天神さんの古本まつり】
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2010.10.05 Tuesday 12:02大阪古書研究会会員が多数参加した 「オール大阪古書ブックフェア」も終わり、いよいよ10月8日から始まる、【第13回 天神さんの古本まつり】が迫ってまいりました。
会員は、準備で忙しい毎日を送っています。(引越しで忙しい会員もいますが)
会期中、一番心配なのはなんといってもお天気です。
過去の「天神さんの古本まつり」では、台風の中、ひたすら風雨の過ぎ去るのを待ったり、テントに溜まった雨水が落ちてきてずぶ濡れになったりと、いろいろありました。
2月に開催されていた「梅まつり」のときには大雪!!が降りしきる中、やった経験もあるので、大概の天気は驚きませんが、やはりさわやかな秋晴れの下でやりたいものです。
児童書も出品されますので、どうぞご家族連れで、ご来場ください。| 杉本梁江堂 | - | - | - | - | - | -
天神さんの古本まつり迫る&厚生書店引越し中!
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2010.10.05 Tuesday 08:16おはようございます。
いよいよ天神さんの古本まつりが迫ってきました。10月8日(金)から10月13日(水)までです。
小店はいつもながらの雑誌百円均一と単行本も均一で望みます。
実は今、店の引越し中で細かい準備ができないのです。
新店舗は空堀通商店街の中、谷町筋の東側です。隣はたこ焼き屋さんです。
残業しているとたこ焼きを差し入れしてくださいます。
10月15日(金)オープン予定ですがまだ棚も立っていません。
間に合うのかどうなのか…。また進展具合をお知らせしますね。
天神さん、何とか晴れてほしいものです!
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