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「たにまち月いち古書即売会」と「たにまちこどもアート」のお知らせです!
皆さまこんばんは。

標題の催し、大阪古書研究会主催ではないことをお断りしておきます…。

古本ファンの皆さまには耳よりなお知らせですので、いいですよね?

どちらも谷町四丁目と六丁目のちょうど中ほどにある大阪古書会館にて。電話06-6767-8380

一階で月一回開催されているたにまち月いち古書即売会は明日から21日(日)まで、10時から18時まで、最終日のみ16時まで。

月いち開催中の土曜日に六階で開催されているたにまちこどもアートは20日(土)13時から16時頃。今回はこどもたちと一緒にクリスマスリースづくりをしながら絵本を楽しんでいただきます。

もちろんいずれも入場無料ですよ!

大阪古書研究会のメンバーからは厚生書店が参加します。

少し参加店数がすけないのが玉に傷ですが明るく元気ににぎやかに営業します。

崇徳院の歌のように長らく求めていた本と出会えるかもですよ。


皆さま、年末に向けて本をストック(崇徳)してください!
| 厚生書店 | 一会員のコメント | - | - | - | - |
お客さん
 「ありがとうございました」と言って、ふと思い出した。
確か昔、教養文庫をたくさん買っていきはった人や・・・

と、『ご無沙汰してます。覚えてはりますか』
「もちろんもちろん、教養文庫の」・・・危ないとこやった。

久しぶりに寄ってくれるお客さんは、毎日顔を見せてくれるお客さんとは違った嬉しさを与えてくれる。
お互いに過ぎた時間の空白を埋めるのに、色んな経験や話題で盛り上がる。
今回も意外な所で話が繋がった!

・・・・・・・・・
『私も北摂なので、天牛さんの本店にはちょくちょく行きますね。家の近くにあったら毎日寄るのに(笑)』
「ええ店ですよね〜。あのぐらいやれたらええんやけどね。」
『やっぱり空いた時間に古本屋さんに行くのが楽しいんで、北の方の古本屋さんは全部行きましたよ』
「それぞれに個性があって、棚を作る本の色というか、温度と言うか・・まあ、やっぱりその店の主人次第でしょうけど」
『そう言えば、この間池田にある古本屋さんに行ったんですけど、変わった主人でしたよ〜』

と聞いて、ん?池田の変わった主人・・・まさか・・
『古書キリコっていうんですけどね』
やっぱり(笑)

『昼過ぎだったか、店に入るとすぐに寄って来て、「すいません、お弁当買ってくるんで店番しといてもらえます?」って・・初対面ですよ(笑)』
「そういう大らかな人なんです。ごっついええ古本屋の雰囲気出してるでしょ」
『確かに(笑)。しかし私が泥棒やったらどうするんでしょうね。ほんまにビックリしましたわ』

今、大阪古書研究会で同じ会員として色々とやっている事、この間の天神さんの古本祭りでも同じテントで商いしていた事、ヒマさえあれば五月山動物園にアルパカを見に行く人であるという事など話し、盛り上がった。

『しかしキリコさんの店は行きにくい所にあるし、半分倉庫みたいで汎さんの店みたいにキッチリ整理されてないんですけど、何かこう・・また行ってみたいなって思わせるんですよね(笑)』
「それって、古本屋にとって最高の褒め言葉ですよ。ほんまに・・」
・・・・・・・・・・

この後、古書フリイデさんの話も出て来て「うわ〜〜〜懐かしい」と思い、12月に茶屋町に日本最大のジュンク堂が出来るという情報を教えて頂き(知らなかったのが情けない・・)、本は出会いのもんやから・・と、沢山買って頂き、精神的にも物理的にも楽しく有意義な時間になった(笑)

ええ本に巡り会うのも、ええ古本屋の親父と知り合うのも、大事でっせ〜〜
また行ってみたい・・と思わせる店作りに励んでいきたいですね。
ということで、みなさんもどんどん古本屋巡りをして、店の主人を鍛えてくださいね!!

| 汎書店 | 一会員のコメント | - | - | - | - |